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新築提案

都市の中で見える空

所在地
東京都
提案年
2026

敷地に立つと、密集した住宅地のなかで、空や緑を感じる瞬間が限られていることに気づきました。 だからこそ、日常のなかでふと空を見上げられる、静かな余白をつくりたいと考えました。 周辺の住まいと向き合いながら、建物は強く閉じるのではなく、視線をやわらかく受け止める存在を目指しています。 二棟をつなぐ大きな庇は、まちとの距離を整えながら、空を切り取る額縁にもなります。 住む人には、部屋に帰るだけでなく、光や風、緑の気配に触れられる時間を過ごしてほしいと思いました。 中庭やホールは、ひとりで落ち着くことも、住人同士が自然に顔を合わせることもできる場所です。 不整形な敷地の形や高低差をそのまま受け止め、建物を二棟に分けて配置しました。 そのあいだに生まれた空間が、光と風を通し、住まいにゆるやかなつながりをもたらします。 住む人、まち、空と緑、それぞれの声に耳を傾けながら、建築のかたちを探りました。 都市のなかにも、心を少しほどけるような住まいを提案しています。

都市の中で見える空 1枚目の写真
都市の中で見える空 2枚目の写真
都市の中で見える空 3枚目の写真
都市の中で見える空 4枚目の写真